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【7つの習慣】の主体的であるが腑に落ちたら無敵!

7 habits

うささん
『7つの習慣』の「主体的である」ってどういうことですか?
「主体的」ってきくと、「イニシアティブをとる」、「自発的に率先して行動する」ことがぱっと思い浮かぶんだけど、本当はもっと奥深いんだよね。
おのP
うささん
何?何?
一言でいうと…
おのP

 

自分で反応を選択する「自由」があるんだ!

7 habits

外からなんらかの刺激があった時に、反射的に反応してしまうのは動物。

しかし人間にはどの動物にもできない能力があります。

刺激に対してどう行動するか、「自覚」と「想像」、「良心」そして「意思」を使って、反応を自由に選ぶことができるのです。

おのP
自由に選べるんだー。

清々しい晴れやかな気分になりました。

よく「自分の行動に責任を取る」とか「尻拭いをする」とか「自分でまいた種」などと言いますが、確かにその通りだけれどワクワクしなかったんですよね。

それが、どう選択するか自由なんだよ、と言われると「そうか、今の私は刺激に対して反応してきた結果なんだ」と腑に落ちました。

 

コービィー博士は、ハワイの大学の図書館で何となく興味をひかれた本を読んでいるうちにこの一節に出会いました。

静かな誰もいない図書館で、ふと目に留まった本を手に取っているところを想像しながら読んでみてください。

私は何度もその文章を読んだ。簡単に言えば、刺激と反応の間にはスペースがあり、そのスペースをどう使うかが人間の成長と幸福のカギを握っているということだった。

その考えが私にどれほど大きな影響を与えたかとても言葉では言い表せない。確かに私が受けてきた教育も自分の将来は自分で決められるという自己決定論であったが、「刺激と反応の間にはスペースがある」と表現された一説はとても斬新であり、信じられないほど強烈な力で私の脳裏に刻まれた

それはまるで「初めて真実を知った」ような、あるいは「自分の中で革命が起きた」ような感じだった。満を持して私の前に現れた一説であるように思えたのである。

ー7つの習慣

まさにパラダイム・シフトだったわけですね。

 

瞬時の反応にも使える

7 habits

刺激と反応の間のスペースという考え方は自分で自分の人生の舵を取るときに役に立つのですが、瞬時の反応にも使えます(というか、使うように心がけています。)

アンガーマネージメントなど学ぶと、10まで数えたり、場所を変えたりするスキルを学びますね。

外部から刺激が入ってきたときに、

「おっと、刺激きたー!どの要素(自覚・想像・良心・意志)使って反応しようかなー。」

「ああすることも、こうすることもできるしなー」

と考えると自由で心地よいです。

 

前頭前皮質使ってる

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「刺激の反応の間のスペース」と聞いてピンときたことがあります。

おのP
これって前頭前皮質使っている!

動物脳である偏桃体に感情のままにさせるのではなく、前頭前皮質が「感情の調整」をして「意識的な注意と思考」し、自分の行動を選択しているのです。

なので、上のイラストでは「選択の自由」の背景に脳を配置してみました。

『7つの習慣』では、刺激と反応の間のスペースのことを描いたビクトール・フランクルは「どのような目に合っても自分の状況を観察者として見ることができた。」と書かれていて、まさにメタ認知。

前頭前皮質フル回転です。

ただ、自分の内に意識を向けることは神経科学的にみると決して簡単ではないと『自立する子の育て方』の著者で神経学者の青砥瑞人さんは言います。

人間以外で内省ができる動物はほぼ皆無だと言われるぐらいに高度な脳機能であり、それだけ脳への負担が大きいからです。

内省を行うときの司令塔となるのは前頭前皮質で、人が「自己と向き合う」ときに脳内で何が起きているかというと、前頭前皮質の後方にあるすべての脳の部位を対象に、情報を検索したり、動かそうとしたりするのです。

だから多くの人は内省をしようとしても、脳が疲労することを敬遠して自然と思考を止めがちなのです。

ー自立する子の育て方

どうりで、夕方から夜にかけて、もう日中動き回ってクタクタだと刺激に反応しやすくなってしまうわけです。

 

前頭前皮質をフル回転するために「し・う・す」

そこで大事なのが7つの習慣の役割でいう「自分自身の肉体」です。

おばあちゃんみたいなこと言いますが、やっぱり基本は

し=食事

う=運動

す=睡眠

特に私の場合は睡眠を7~8時間はしっかりとること。

夕方くらいから疲れて眠たくなってくると偏桃体くんが暴れだすのを抑えられなくなるので睡眠時間確保はマスト。

睡眠の質もこだわるとなるとやっぱり運動も欠かせません。毎朝30分のトレーニングと1万歩を目指しています。

そして、食事はあまり健康食品にこだわりすぎないように「季節の地の物を少しずついろいろ」を基本にしています。

こうやって「刃を研ぐ」ことによって、スペースを意識するときにかかる脳への負担も徐々にへっちゃらになってきました。

おのP
前頭前皮質を使ってスペースを意識できた時は「えらい!」と自分を褒めたくなります。

 

参考文献

やっぱり7つの習慣は本家本元をうーんとうなりながら読んでいただきたい。

 

お子さんがいらっしゃる方、内容をかみ砕いて知りたい方はこちら。本家本元を読んでもわからなかったことがわかったという感想も聞きました。

 

Audibleではコービィー博士の肉声のナレーションが聴けますよ。想像していた通りの声で感激しました。

単体で購入すると3500円もするのですが、Audible会員になると毎月1500円で1コインが付与され、そのコインで7つの習慣が購入できます。

Audible初心者の方はもしかしたら初月無料になるかもしれませんのでチェックしてみてください。

 

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